こんにちは!レナードです(@レナード)
一人ひとりの人生に寄り添い、支える介護職。
このやりがい溢れる仕事において、自己成長を促し、さらなるキャリアアップを目指すためには、どのような資格が有効なのでしょうか?
今回は、介護のプロフェッショナルを目指す皆さんに、持っておきたい資格を紹介します。
介護職の未来を切り開く第一歩を、ここから始めましょう。
介護職なら持っておきたい資格
介護職をするなら持っておきたい資格をご紹介します。
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士実務者研修
- 介護福祉士
- 喀痰吸引等研修(第3号・第2号)
- 認知症介護基礎研修
- 認知症介護実践者研修
- 認知症介護実践リーダー研修
- 認知症ケア専門士
- 介護福祉士実習指導者講習会
- レクリエーション介護士
介護職員初任者研修
介護職の入門資格です。
介護職の方はもちろん、家族で介護をやられている方にもおすすめな資格です。
介護福祉士実務者研修
介護福祉士にために必要な研修です。
そのため、介護福祉士になりたい方は必ず取っておきましょう!
介護福祉士
介護職の中核となる国家資格です。
受験するためには、実務経験3年と介護福祉士実務者研修修了の2つを満たす必要があるためハードルが高いですが、介護福祉士がいる施設には加算があったり、介護士のプロとして認められるため、介護職を続けるのであれば是非取りたい資格です。
喀痰吸引等研修
喀痰吸引と胃瘻支援が行えるようになる資格です。
第2号と第3号があり、
第2号は全ご利用者様を対象にできますが、第3号は決めらたご利用者様のみに対して行えます。
1日あたり30単位の加算が取れますし、業務の幅が広がりますので、取っておいて損はないです。
認知症介護基礎研修
2024年4月1日から、介護従事者の受講が義務付けられています(介護福祉士を持っている方は対象外)
ですから、介護職の方は嫌でも受ける研修だと思いますが、今はeラーニングで完結できるため、気軽に受けることができます。
認知症介護実践者研修
この次に紹介する「認知症介護実践リーダー研修」を受講するために必要な研修です。
内容も、認知症を深く理解でき、実践を通じて研修が進んでいくため、確実にスキルアップをすることができます。
介護の仕事をしていると、必ず認知症の方との関わり方に悩む時があると思いますので、受けて損はない資格となります。
認知症介護実践リーダー研修
前述の「認知症介護実践者研修」を修了してから、1年経過後に受講できる研修です。
この資格の保有者1人=ご利用者様20人まで加算を取ることができます。
認知症ケア専門
「一般社団法人日本認知症ケア学会」が行う民間の資格です。
認知症ケアを実践する職場において、指導・助言を行うことができる資格です。
また、この資格を取ると最新の認知症ケア事例や学会NEWSを受け取ることができます。
介護福祉士実習指導者講習会
実務者研修の介護過程の講師ができたり、養成校の実習生を指導できるようになる資格となります。
実習生は、貴重な未来の人材です。そのため、「新卒を受け入れたい」「実習生を受け入れている」施設の職員は是非ともとりたい資格です。
また、実務者研修の介護過程分野で講師ができるため、副収入も見込めます。
レクリエーション介護士
レクリエーション介護士には1級と2級があります。
ご利用者様により楽しい暮らしを送って頂くためにレクリエーションは必要不可欠です。
そんなレクリエーションを深く学びたいと思われる方におすすめの資格です。
介護職のキャリアアップ・スキル向上におすすめの資格
どんな資格でもキャリアアップに活かせますし、取ればその過程で間違いなくスキルは身に付きます。
ただそんな中でも、特に介護職におけるキャリア・スキルアップに欠かせない資格をご紹介致しましす。
- 認定介護福祉士
- ユニットリーダー研修
- 介護支援専門員(ケアマネージャー)
- 社会福祉士
- 医療介護福祉士
- 福祉住環境コーディネーター
- 福祉用具専門相談員
- 重度訪問介護従事者養成研修
- 精神保健福祉士
- サービス提供責任者
認定介護福祉士
介護実践力の向上・介護チームのリーダー教育やマネジメント・地域と関わる力・他職種との連携や協働する力、それぞれの役割を担う介護士が「認定介護福祉士」です。
介護福祉士の純粋なステップアップとして期待できる資格です。
介護福祉士としての実務経験5年以上で、養成研修へを受講する必要があります。
また、費用も非会員なら60万円前後かかることから、決してハードルが低くはありませんが、受講すれば確実に介護士として成長させてくれます。
ユニットリーダー研修
ユニットリーダーを養成する研修です。
法律でユニットにはユニットリーダー研修を修了した者を配置しなければいけない決まりとなっています。
ユニットリーダー研修は座学+実地研修で構成されています。
実地研修では、指定されたユニット型施設でご利用者様体験などができますので、ユニットを学ぶ上で非常に大事な研修となっています。
介護支援専門員(ケアマネージャー)
介護保険サービス利用に必要な”ケアプラン”を作成します。これはケアマネの独占業務です。
また、介護保険関係の手続き代行もすることができます。
ケアマネの受験資格は「国家資格に基づく業務を5年以上」が必要です。
つまり、介護福祉士の方は、その資格を取得してから5年働けば、受験資格を得ることができます。
ちなみに、栄養士や看護師の方も、その資格を取得してから5年働けば取ることができます。
社会福祉士
社会福祉士とは「専門的知識及び技術をもって、身体上もしくは精神上の障害があること、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連携及び調整その他の援助を行うことを業とする者」
日本社会福祉士会
社会福祉士は独占業務を持ちませんが、専門的知識やスキルを持ち合わせているという証明になりため、信頼度が高まります。
福祉住環境コーディネーター
障がいをお持ちの方や高齢者が、安全安心して暮らせるよう、アドバイスする役割を担った資格です。
福祉・建築・医療の幅広い知識を習得することができます。
介護現場だけでなく、医療や建築関係の仕事にも就ける資格となります。
福祉用具専門相談員
福祉用具選びの相談を受けたり、計画の作成、取り扱いの説明などの仕事をする役割を担います。
介護保険の指定を受けた、福祉用具貸与・販売事業所には2名以上の福祉用具専門相談員の配置が義務付けられています。
重度訪問介護従事者養成研修
障害区分が4~6に認定されている障がい者に対する介護知識を獲得するための研修です。
最短で3日間で取得可能です。
重度訪問介護に対する加算もあるため、重要な資格となっています。
精神保健福祉士
精神保健福祉士法に基づいた国家資格です。
精神的な障がいを抱えている方からの相談・対応をする仕事です。
就職先も幅広く、医療機関・障害福祉関係・行政関係等に就職先があります。
転職を考えている際は、是非ご検討ください。
サービス提供責任者
訪問介護事業所で活躍する管理者向けの資格です。
主な仕事内容としては
・訪問介護計画書などの書類作成
・訪問介護業務
・管理業務
があります。
介護福祉士を持っている方は受験資格を満たすため、訪問介護へ転職したいか方にはおすすめの資格です。
まとめ
今回ご紹介した資格は、ただ介護の技術を向上させるだけでなく、人としての成長を促します。
介護に携わる皆様にととって、これらの資格は確かな力となるでしょう。
キャリアアップを目指すあなたにとって、これらの資格は新たな可能性の扉を開く鍵となるはずです。ぜひ挑戦してみてください。
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