入浴介助がきつい?少しでも入浴介助の負担を軽減する提案

入浴介助がきつい?少しでも入浴介助の負担を軽減する提案

介護において、入浴介助はかなり負担ではありませんか?
少しでも負担を軽減できるような提案を致します!
お役に立てれば幸いです!

この記事でわかること
  • 入浴介助の負担軽減方法
  • 入浴介助に使える福祉用具の活用
  • 入浴介助がきついと感じた時の代替案

入浴介助がなぜきつく感じるのか

ほとんど方は入浴介助をきついと感じるのではないでしょうか?
私もその1人です。

しかし、なぜきつく感じるのか。今更ではありますが、少し深掘りしてご説明させて頂きます。

体力的・身体的な不安

まずは体力的・身体的不安です。

体力的な不安
事業所によって、入浴介助のやり方は様々ですが、基本的に入浴介助は更衣・移乗・洗身等様々な支援で成り立っています。
そのため、1人で行う支援量が多くなりやすい傾向にあります。

また、お風呂場は暑いですから、余計に体力を奪っていきます。

身体的な不安
前項のように入浴介助は様々な支援で成り立っていますから、腰痛・持病などの自身の身体的にきついと感じる場合も多いです。
また、いざという時に支えないといけないですから、ある程度の筋力も必要となります。

こういった理由から、体力的・身体的不安を感じる方も少なくないのではないでしょうか。

季節的な問題

前項と被る部分がありますが、夏だと特にお風呂場の暑さが目立ってきます。

また、ご利用者様も同じですが、冬になるとお風呂場と外の気温差から、介助者の方々も体調を崩される方もいらっしゃいます。

事故に対する不安

入浴介助では、転倒事故や怪我、血圧変動等による体調不良が発生しやすい支援です。

したがって、入浴介助での事故を不安に感じる介助者は少なくありません。

入浴介助がきつい時の対処法

それでは、入浴介助がきつい時の対処法をご紹介させて頂きます。

入浴調整を試みる

ここでいう入浴調整とは、
ひとりの介助者が担当する要介助者を減らす
大変な要介助者を分散させる
ことを指します。

例えば、午前3人だったところを2人にするや、介助量が多い及び体重が重めな方を分散させる。などです。

入浴調整をするためには、その他の用事(例えば、カンファレンスや行事など)の時間を少しでも短くするよう工夫して、入浴時間を多めにとることが必要です。

同僚や上司に相談してみる

同じ悩みを理解できる同僚に、どのような工夫をしているかを聞くのも解決の糸口が見えてくるかもしれません。

人員配置等を管理している上司に相談するのも良いかもしれません。
また、たとえ改善されなくても、上司と情報を共有しておくことで、今後の福祉用具導入や人員配置等を考えてくれるかもしれません。

何か悩みがあれば、とにかく同僚や上司に相談することは大切なことです!

腰痛ベルトやクーリンググッズなどを試す

身近なところで手に入る腰痛ベルトクーリンググッズをとりあえず試してみるのもありですね。

根本的な解決にはならないかもしれませんが、今の負担を少しでも軽減してくれます。

福祉用具を提案してみる

入浴用リフトや移乗用リフト導入を提案するのも有効です。
福祉用具の導入はコストはかかりますが、根本的な解決にもつながり、かなり負担を軽減することができます。
最近では「介護ロボット」とも呼ばれていますね。

補助金なども使えるため、要チェックです。

転職を考える

どうしても解決しない場合は転職するのもアリです。
無理して、身体・精神を壊してはもともこもありませんので、転職をお勧めします。
一番大事なのは、あなた様の幸福ですから。

同じ介護業界でも、入浴介助をしないor軽介助の所もあります。
例えば、デイサービスや訪問介護など!
特養は比較的、介護度が高い方がいらっしゃいますから、上記の様な他形態に転職するのもアリですね!

まとめ

入浴介助は暑いし、身体にもかなり負担がかかりますよね。
介護職を続けていくためには、少しでもこの負担を軽減したいものですよね。

まずは仲間・上司に相談することが大切となります。
そこから、福祉用具を提案してみたり、身近なアイテムを活用することをオススメします。

最後までお読み頂きありがとうございました!
この記事が少しでもあなた様のお役に立てたら幸いです。
是非、記事のご要望がありましたら、お問い合わせにてご連絡お願いいたします。

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ABOUT US
Shatten_Leonard
特養で介護福祉士として10年働いております。 その経験と知識を活用し、介護職への方はもちろん、利用者本人・そのご家族様・介護に携わる皆様、そして、これから介護に携わりたいと思っている皆様のお役に立てればとブログを始めました!